成果の向上
質の高い成果の達成に極めて重要な動物倫理
このウェブサイトを閲覧されている多くの方がそうであるように、当社は動物を大切にしており、常に人道的かつ敬意をもって扱っています。
このウェブサイトを閲覧されている多くの方がそうであるように、当社は動物を大切にしており、常に人道的かつ敬意をもって扱っています。
実験動物に対して適切なケアおよび待遇を与えることは当然のことであり、当社の業務にとっても重要です。
適切なケアを受けた健康な実験動物は、より信頼性の高い科学的結果に貢献します。最良の成果を達成することで、人間の患者様だけでなくペット、家畜、その他の動物のための新薬の安全性を保証できるのです。生活の質を向上させるため、当社では動物たちのために情操活動、ソーシャルハウジングや遊びの時間などを設けています。
当社では、動物の健康と福祉を保証する専門知識と経験を有する獣医を 20 人以上も採用しています。動物倫理を徹底させるため、当社の各動物施設において獣医一人は、24 時間体制で待機しています。経験豊かで高い技能を持つ当社のオペレーションマネジャーとサポートスタッフが毎日、動物たちの安全と健康を保証することに専念しているのです。
実験動物と接するラボコープの全従業員は、動物の適切な管理とケアを行えるよう長時間のトレーニングを受けています。トレーニング内容として以下のようなものが挙げられます。
コーヴァンスおよび当社のサプライヤーは、動物倫理に関して適用されるすべての政府規制の遵守に尽力しています。当社は 30 年以上にわたる動物実験において、動物倫理の規制を遵守し続けてきました。規制の例としては、欧州理事会指示 2010/63/EU、米国動物福祉法および米農務省(USDA)による規定、米公衆衛生局の実験動物の人道的管理と利用に関する規範などがあります。
たとえば、欧州連合の規制では、ヨーロッパで行われる動物が関わるすべての実験について、国の機関から動物実験が現在唯一可能な手段であることを確認するための審査を受けなければなりません。
ラボコープが扱う動物の多くは、研究用に特別に繁殖されています。野生動物を捕獲したり、動物保護施設から引き取ったりすることはありません。当社の獣医師チームが定期的に供給業者を監査し、人道的な扱いがされているか、また研究結果に影響を及ぼす要因を排除するために感染がないかどうかを確認しています。
事実:バイオ医学の基礎研究で利用される動物の 95 パーセント以上は、ラットとマウスです。* 政府の規制では、非げっ歯類を使用したいくつかの試験が義務付けられていますが、げっ歯類は新薬の安全性検査のために最も頻繁に利用されています。
ある種の研究では、犬の代わりにミニブタが使われ始めています。研究用霊長類のほとんどはマカクあるいはマーモセットです。これらの霊長類は、全研究のおよそ 0.05 パーセントという比較的少ない割合において利用されており、ポリオワクチンや未熟児のための生命維持システムなど多くの重要な医学の進歩を支えています。ウェブサイト:Understanding Animal Research(動物実験を理解する)では、霊長類を使用した研究の詳細をご覧いただけます。