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不死化腫瘍細胞、初代細胞、免疫細胞、ニューロスフィア、スフェロイドなど、当社チームは臨床研究に向けてどのような細胞も培養することができます。当社の細胞培養および In vitro の専門家は、In vitro で細胞を培養し、その細胞を用いてさまざまな下流処理やアッセイを実施するのに必要な、多岐にわたる重複したスキルを持っています。複数の種類のインキュベーター、容器、システムを使って細胞を培養し、健全な状態に保ってきた経験から、当社は細胞培養の CRO として選ばれています。当社のリポジトリにある 400 種類の細胞株(簡単にモニタリングできる 100 種以上のルシフェラーゼ対応細胞株を含む)、または臨床結果をより正確に予測できる 3D スフェロイドから 1 つお選びいただけます。次の前臨床オンコロジープロジェクトには、ぜひ当社をご検討ください。

当社の使命は、お客様が先進的な腫瘍特異的 3D In vitro モデルを利用できるようにすることで、臨床試験における抗癌剤候補の治験の失敗率を低く抑えることです。Predictive Oncology® 3D In vitro モデルは、より信頼性の高い結果をもたらす新しいツールで、オンコロジーおよび Immuno-Oncology 治療に対する反応を早期に評価することができます。この包括的な 3D 培養プラットフォームは、臓器特異的な細胞および細胞外要素を統合し、腫瘍とその周辺環境間の重要な相互作用を維持することで、医薬品開発プロセスの早い段階で効果のない化合物を排除し、有望な候補化合物で研究を進めることができます。

ラボ

 

ラボコープの細胞培養アナリストは、急性単球性白血病(AML)から外陰平滑筋肉腫まで、75 種を超える組織型モデルを含む 500 種以上の細胞株における経験があります。当社には、プレート、フラスコ、ローラーボトル、スピナーフラスコ、多層フラスコでの培養など、細胞培養をスケールアップするためのさまざまなメカニズムに精通した経験豊富なアナリストチームがいます。重要なのは、当社には毎週数千本ものフラスコを処理する能力があり、大小規模を問わず動物実験をサポートできることです。その中でも、当社のファストトラックプログラムでは 40種 を超えるモデルに対応し、臨床研究契約締結から 2 週間以内に細胞培養を開始することができます。

DNA

 

ラボコープでは、1.4MP CCD カメラを搭載した Olympus の倒立型位相差蛍光顕微鏡 CKX53F を使って、培養中の細胞の形態をモニタリングすることができます。治療の前後や治療中に、長期にわたって、あるいは移植前の特定のタイミングでも画像をチェックし、細胞が正常に成長していることを確認しましょう。

細胞

 

 

当社では、細胞の増殖を長期的にモニタリングして、さまざまな細胞変異体や、各種媒体中で培養された細胞、異なる処理を経て増殖した細胞を比較することができます。当社は、トリパンブルーまたは AO/PI を使用して生細胞と死細胞を正確に識別し、それぞれの数を計上できる Luna CellDrop 自動細胞計数装置を 2 台用意しています。細胞培養チームは極めて豊富な経験を有し、これまでに不死化腫瘍細胞、初代細胞、免疫細胞、ニューロスフィア、スフェロイド腫瘍細胞など複数のタイプの培養を手がけてきました。さらに当チームには、コロニー形成アッセイの実施経験もあり、形質転換細胞の腫瘍形成能と、タンパク質が形質転換細胞に及ぼす腫瘍抑制効果を In vitro で検出してきました。当社のフローサイトメトリーチームは、刺激 T 細胞や混合リンパ球反応下の T 細胞の増殖や生存能力を CFSE 染色法またはその他細胞追跡試薬でモニタリングしてきた経験を持ち合わせています。

細胞

ラボコープは、培養 2D または 3D 細胞を染色し、Cytation 3 イメージングプレートリーダーを使って、その蛍光画像を作成することができます。画像が撮影されると、特殊ソフトウェアを使って核、生細胞と死細胞、染色細胞(陽性 / 陰性別)の数を計上し、サイズ、真円度、面積、周囲、各色の強度を測定します。

細胞

細胞

ホタル(P. pyralis、フォティヌス・ピラリス)のルシフェラーゼは、D-ルシフェリンがあると生物発光を起こす酵素です。ルシフェラーゼ 2 (luc2) 遺伝子の DNA を、レンチウイルス形質導入システムを用いて、ピューロマイシン耐性遺伝子とともに、細胞のゲノム中に組み込みます。細胞を培養している間にピューロマイシンを培地に加え、ルシフェラーゼ遺伝子が組み込まれた細胞のみを選択できるようにします。ルシフェラーゼが成分となった細胞をマウスまたはラットに注入し、D-ルシフェリンを投与すると発光が起こって、ラボコープの IVIS® スペクトラム In vivo 画像化システムで検出することができます。In vitro のサービスチームは、確実な細胞の形質導入から形質導入後の細胞の選択、細胞の発光出力測定まで、プロセスのあらゆる段階を実践してきた経験があります。

細胞

グラフ

 

細胞毒性 / 増殖アッセイは、化合物ライブラリの細胞毒性スクリーニングで広く使用されています。急速に分裂する癌細胞を標的とする治療薬の開発に興味をお持ちの場合は、当社で、細胞毒性のある化合物の効能テストを実施することができます。当社では、医薬品への投資に先立って、初回のハイスループットスクリーニングで、望ましくない細胞毒性効果を持つ可能性の高い「ヒット」を選別することも可能です。ラボコープが、当社リポジトリで保管されるおよそ 400 種以上の細胞株からご希望のものを使って、お客様の化合物の毒性を測定します。このサービスでは、細胞株と化合物それぞれのグラフと IC50 の数値を提供します。

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