組織型
膵臓
パラメーター | 情報 |
---|---|
系統 | C57BL/6 |
移植タイプ | 細胞 |
移植位置 | SC - 腋窩(高) |
診断までの時間 | 6 日 |
750mm3 までの到達時間 | 18.1 日 |
Td | 4.6 日 |
上記のパラメーターは 1 回の試験から得たものです。この細胞株、ならびに異なる系統やベンダー、移植タイプ、移植位置、治療標準などの他のパラメータに関する詳細は、当社までお問い合わせください。
マウス
9200
膵臓癌は 9 番目に多く診断される癌で、致死率も非常に高く、5 年生存率は最も低い 5-8% にとどまっています。[1,2,3] 米国がん学会 (American Cancer Society) の推定によると、今年だけでも 56,770 人が新たにこの病気にかかり、 45,750 人以上が命を落とすと言われています。膵管腺癌(PDAC:Pancreatic Ductal Adenocarcinoma)は、膵外分泌腫瘍のなかでも最も多く見られる侵攻性の高い形態であり、死亡率が発生率に等しく症例の最大 90% を占めます。[4,5]
膵管腺癌(PDAC)は膵臓癌で最も多く、全体の 95% を占めています。2017年に米国で PDAC と診断される人の数は約 50,987 人、そして PDAC による死亡者数は約 40,936 人にのぼると見られ、PDAC は特に致死率の高い癌の一つと考えられています。米国では代謝拮抗剤と抗有糸分裂剤を併用したタキサン系化学療法が標準治療とされていますが、これまでのデータを見る限り、その効果は全生存期間が数週間長くなる程度でしかありません。このため、 アンメットメディカルニーズとして、膵臓癌への新たな治療アプローチが強く求められています。